『アトミック・シンキング』実践セミナーの動画アーカイブです。
今回のテーマは「ObsidianとZettelkasten」についてです。
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当日のチャットです
今回、Zoomで新しく「話者の顔を映す機能」があって試してみたんですが、サイズ調整などが出来なく、しかもこの映像、自分でモニタリングができていなかったため「ごりゅごのせいでテキストが読みにくい事案」が発生しております。
次回からは気をつけます……
以下、当日の資料をそのまま添付します。
タイムテーブル
1️⃣ イントロ&Zettelkastenとは?(15分)
2️⃣ Zettelkastenと相性がいい対象・他の整理法との違い(15分)
3️⃣ Obsidianで実践する(20分)
4️⃣ まとめと質疑応答(10分)
Zettelkastenとは?
意味
ドイツ語で「紙片(Zettel)+箱(Kasten)」
カードを箱に入れて整理する仕組み
社会学者ニクラス・ルーマンが実際に使っていた
メモボックスのチュートリアル - Niklas Luhmann-Archiv
ZK I Zettel 1,5A1a - Niklas Luhmann-Archiv
実際に残っているカード例
3つのカードタイプ
ルーマンの運用には大きく以下の3つがあったと言われる。
ただのメモ(なんでもメモ)
文献メモ(本の抜き書き・引用)
永久保存メモ(自分の言葉でまとめた"考え")
今回考えるのはこれ
(そもそも「メモ」という単語自体が好ましくないが、一般的にこういわれているので、ひとまずその名前を使う。個人的にはルーマンのカードからは「思考の足跡」という印象をかなり強く受ける。つまり必ずしも「整理されている」わけではない。カード単位で、書いて考えて、それをつなげていっている)
(↑ 番号の分岐に注目)
1,5A1 → 1,5A2 → 1,5A3
↓
1,5A1a → 1,5A1a1
数字とアルファベットが順に並ぶ
トピックの「並列」と「発展」を両立
「続き」と「別の話」ができる
ポイント
「いきなり永久保存メモ」は必要ないし作れない
ルーマン自身のZettelkastenも「第一期」と「第二期」がある
まずは「学ぶ」ところから
「なにについて考えるか」を見つけてからの「永久保存メモ」
(同時に「永久保存メモ」ではない目的でこのナンバリング手法を上手く使える予感がしている。詳しくは後半)
否定神学的にZettelkastenを定義する
アウトラインとの違い
書き出す前提が違う
アウトライン:先に並べる場所が必要
「inbox」も「並べる場所」である
Zettelkasten:とりあえずメモしてから並べる
フォルダとの違い
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